私は本の宣伝マンではありません。がこの度コワイコワイこわ~いですね・・・昔の淀川長治かい!っていうくらいなものがこの本です。
「やってはいけない脳の習慣」青春出版社・・です。スマホ・ゲームの脳に与える影響は常々、危機感を持って注視していました。これらの「依存性」は、立証されています。使用する人のおよそ8.6%に「依存が認められる」し、人格にゆがみが生じ、使用をやめても、もう脳に変質が起こりもとには戻らない・・・という報告がなされています。今回は長時間勉強しても「スマホ」「ライン」を長時間すれば、結局「成績は降下する」ことを東北大学と仙台市の協力でデータをもって示しています。わたしたちは「長時間ラインをするから、勉強時間が無くなり成績が下がる」と考えがちですが本書によると「長時間勉強しても、長時間スマホとくにラインをすれば勉強の効果は無くなり、かえって長時間勉強した者ほど成績の降下は激しい」というものです。
本書でも「脳が変質する」ことや「止めてももとには戻らない」ことが述べられています。
電話各社が「国民一人あたり1日4時間通話させる」ことを狙い「新しいアプリ」の開発に余念がいことは知られています。「通話」とは「話す」ではなく「データ送信」でいいわけです。1日4時間・・・は、深刻なダメージをうけるだろう・・・その嫌な予感が本書では列挙されています。
皆がうすうす感じていたことを、「問題だ」と警鐘を鳴らした勇気ある良い本だと私は思いましたが、皆さんはどう思われるでしょうか。