人間だれしも「自分には甘い」もの。かく言う私も「自分に優しく他人に厳しく」なることが多く、深く反省させられます。
「あま~い人間」だからこそ、「こうありたい」という思いを計画と言う形にしておかなければなりません。
よく「東大津には行きたい」などど生徒が言います・・・まことに東大津高校には失礼な話で「には」とはなんだ!という所でしょう。近所のお兄さんもお姉さんもいっているから・・・という簡単な、そして近いしという誠に地理的には狭い料簡で言っています。「イオンには行きたい」というそんないい加減な目標で家を出る人はいないでしょう。なんとな~く歩いてたらイオンに着いていたというならこれはすごい。実際はありえないことです。まだ、何とかだから・・・・・という言い訳はよく聞きます。
いいんですよ。歩いて行くにしろ、自転車で行くにしろ時間はかかるんですから。言い訳しているうちに「閉店時間になる」こともあります。
計画なんか立てても守れないから立てない・・・・至極もっともに聞こえます。そうなんですよね、「計画は守れない」から「立てるんです」よ。自分がどれだけ遅れているかが徐実に分かる。これが「計画の無い」人には、遅れているのか進んでいるのか?全く暗中模索わからないのです。
分からないとは「もう今から家を出てもイオンは閉まっている」ことも分からないのです。計画を立てない人は、自分を見失います。悪魔の声が聞こえます。「そんなことやって苦労して受からなかったらどうする」って。
やらなければ100%受かりはしません。受からなかったら「びっくりする」くらいでしょう?他に失うものがありますか?出願するときに「自分が受かりそうか、ダメそうか」・・・懸命にやってきたら十分分かるし、周りもアドバイスしてくれます。間違った選択はほとんどしないで済みます。受からなかったら「びっくりする」なんて、馬鹿にしているのか?と思われたかもしれませんが、懸命に取り組んできた者には、自分の力がいかほどの物であるかが冷静に分かると思います。そして「GO」なのか「志望変更するか」も納得してできます。
まずは、どの学年も「計画」を立てましょう。その根本は「目標」です。「あなたはどうなりたいのですか?」・・それが明確がどうか?そしてあなた自身が「その目標を実現できる・するんだ」と信じているか?
そこが一番重要ですね。「自分にはできない」と思いながらの努力は、まことに精神衛生上よろしくない。親がなんと言おうと、周りがなんと言おうと「受験する」のは貴方なんですから。あなたがこれはやる!という目標との明確化、達成した時の喜びを想像してワクワクすること・・・それを計画に落とし込んでくださいね。