滋賀県大津市瀬田駅前の進学塾 エース進学ゼミ

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志望校に合格できる生徒とできない生徒の差は何だと思いますか?

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誠実であること・・・・・これしか僕らに許される道はない

ある教員から相談を受けました。「自分は教師に向いていないのではないか」と。

私は思うのです。そう自問する人こそ「向いている」のだと。

自分は「教師に向いている、俺は教師だ、先生だ」なんて思う人は鼻持ちならないと思うんです。でも、塾業界でも長くおりますとだんだんと毒されていくのです。「先生」と尊敬されるのが当たり前だと。・・・・・それが分からなくなったとき「辞める時」と私は思っています。

 教師と言えど初めから完成しているのではありません。教員養成大学をぽっと出て採用された場合、つい先日まで学生だったものが「先生」となります。初めて受け持つ学年は、正直に申しますと「実験台」です。拙い技術の為に多いに傷つきます。しかし、これは教育に限らず「社会科学全般」の宿命だろうと思うんです。医学の臨床もそうでしょうか?インターンなんてまさにそうでしょう。一時期、医師を志望していた時期がありました。つてを頼って足繁く病院に通いました。医師の勤務を見るためです。・・・・それで「自分には不向きである」という結論を出しました。「名医には救った数だけの犠牲者がいる」・・・こんなようなことも聞いたような気がします。何もしなければ、誤診もないし執刀ミスもないのです。しかし、難しい症例に挑戦しなければそういう症例の人を救えないのです。「最善を尽くす」・・・これしか言いようのない世界です。教育も「最善を尽くしても良き結果が得られない、自分の経験不足、技術不足」は起こります。とくに、新人ならなおさら起こるでしょう。しかし、新人だからいやだわ、ベテランの先生がいいわ・・・・ベテランももとは新人です。その時に「経験を積ませてくれた生徒・保護者様」があってこそ、ベテランとなり技量を発揮できます。失敗してそこで「辞めてしまう」としたら、傷ついた生徒は、保護者様はいつ報われるのでしょうか?その「失敗」「苦さ」を成長の糧としてこそ「恩に報いる」ことができる・・・真に詫びることができると思うんです。教育実習や新任の先生に対して、温かく接してあげてください。

 

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