幼児教育の重要性は、かなり認知されてきたと思われます。正直申して教育に投資なさるなら、
早い方がいいのです。「エースに入塾しろっていうんかい!」「いやいや」・・・早まってはいけません。エースの小2からのコースでは遅いくらいです。おやおや?
IQが高いと頭がいい・・・などと誤解されますが、もともと「知能指数検査」は、発達障害などを見つけて必要な支援と教育を行うためにできたもの。世の中にいう「頭がいい」とは、何なのでしょうか?学校のテストの点が高い。高学歴になる。社会に順応して自己実現しつつ生きてゆく・・・どれですか?
スタンフード大学のターマン博士に研究によりますと、IQより人生で重要なものがあるそうです。
1.慎重性
2.社会性
3.忍耐心(自制心)
4.リーダー欲求
5.責任感
これらは「重要なことはみんな、幼稚園の砂場で習った」・・・ごめんなさい、署名をパロディ化してしまいました・・・まんまのことですよね。
かってこれをわが国では「しつけ」と呼んでいたように思います。どんな豊かな家にも貧しい家にもあったものでした。ゆえに、皆に「将来は豊かになれるぞ」という希望が満ち溢れていたように思います。
社会で、江戸時代の農具の発達を学びますが、肝心なことは書いてないんです。農具の発達で何が起こったか。
1つは「人口爆発」。多くの人間を養えるようになったんです。2つ目は、余暇を「学び」にあてることができるようになったことです。ある調査では「江戸中期には『文盲』はいなかった」結果も出ています。よほどのことがない限り「寺子屋」に通わせ、読み・書き・算盤は必須であり・・・そして教材には家業にあった書物を用いた。江戸時代を通じて日本全国で最も「寺子屋の多かった地域」はここ「近江」なのです。今なぜに「学力最低県」なのでしょうか?
幼児教育の重要さはいくら語っても語りきれませんが、既に幼少期を過ぎたからといって「人生を投げてしまう」こともありますまい。まだまだ可塑的な存在なのです。しかし、外圧で「可塑」できた年齢と、自ら進んで「自己教育を為す」年齢とがありましょう。ブログの方には書きましたが、正しい情報・知識を「保護者」「お子様」に伝えること・・・・まずはなすべきことでしょうね。