10円玉の形はなにか?・・・・・という問いです。
「丸」
「円」
「円形」・・・・・止まってしまうんですね。
視点を変えれば「違うものが見える」んだけど。
教科書に書いてあることが「すべてほんと」・・・なわけないでしょう。でも、そう思いがちです。またそう仕向けてもあります。ある結論に達するように
アニメ「コナン」でも「真実はいつも1つ」なんて言っています。芥川龍之介の「薮のなか」を読めよ、シンイチ!と思うんですが(笑)ある物事は、見る視点によって全く異なった様相を見せます。しかし、複眼的に物事を考える、あっちからもこっちからも眺めてみよう、ほんとかどうか実物を確認しよう・・・という人は少なく、「ステレオタイプ」的な意見、見方に偏ってしまいます。
民主主義は、現在のところ「それに代わる制度を見いだせないでいるので使用している」制度です。基本は、主権者一人ひとりが「多角的に見、自分で考え、判断する」ことで機能するシステムです。誰に任せちゃおうという安易な考えは・・これはナチズムの発生状況とおなじであり、棄権とは、「いかなることになっても苦情はない」という意思表明であります。
私たちの前途は、洋々として拓けている・・・・ともいえるのですが、ちょ~暗澹たる未来像も存在します。これをお読みの方は、保護者様がほとんどだろうと思います。私たちは、せいぜい20年ほど耐え忍べば(のたれ死んでも)いいのですが、子供の世代はそうはいかないでしょう。
だからこそ、親として「しっかりとした教育」・・・これは学歴とは一致しないと私は思います・・・を与えてあげたいと思います。