「幸せなお金持ちになる人の考え方」 竹井佑介(ネクストレベル社長)『致知』2016年5月号「致知随想」より ━━━━━━━━━━━━━━
「お金」と聞いて皆さんはどのような印象を持ちますか。
「お金のことばかり口にするのは嫌らしい」と、日本人の中には稼ぐということに対して否定的なイメージをお持ちの方も少なくないような気がします。 私が投資家になったのは大学生の頃でした。 学費を稼ぐために始めたのがきっかけです。 元金3万円からFX(外国為替証拠金取引)を始め、2年後には月収1,000万円を達成することができました。 その後も投資家として実績を積み、2011年にはそのノウハウを元に「ミリオネアアカデミー」を設立。 投資で稼いだお金で、社会に貢献する「社会投資家」の育成に着手しました。 延べ1万人以上が学び、年に3億円を稼ぐ投資家も誕生しています。 これまでたくさんの資産家にお会いし、大きなお金を持った人は二つのタイプに 分かれることに気がつきました。 一方は身を持ち崩してしまう人。 もう一方は自分も周りも幸せにできる人です。 では、幸せなお金持ちになるためには何が必要なのか。 彼らに共通するのは、ある意識の高さです。 私はその意識を「富保有意識」と呼んでいます。 「富保有意識」とは、富を保有し、制御するための心です。 「器」をイメージすれば分かりやすいでしょう。 バケツにたっぷり入った水をコップに流し込んでも溢れてしまうように、百万円しか稼げない、あるいは使えないと思っている人のところに二百万、三百万円のお金が入ってくるチャンスがあっても、ものにすることはできません。 入ってくる前に、そのチャンスを逃してしまうことがほとんどです。 また、せっかくお金が入ってきても、十分な器がなければ、水はコップから溢れ、また水の勢いが強いとコップも割れてしまうように身を滅ぼす危険性だってあります。 では、この意識を高めるにはどうしたらよいのでしょうか。 方法は様々ですが、ポイントの一つは……
う~ん、1000億円はいらないけど、10億くらいはあってもいいですよね(笑)。まず、「サハラ砂漠横断に行ける」やっほー!!すし屋で「時価を気にしないで注文できる」・・・小っちゃい。保護者の皆さんの大きな心配は、お子様の経済的自立であり、出来れは高額所得者になってほしいということでしょう。私は「ずげっと」言いますので。
実際は、実際の預金の無い家庭が30%(預金ーローン残高)、1000万円以下が30%、1000万以上が30%という分布らしいです。今までは預金が無くてローンがあっても「退職金」でチャラにして残る・・・なんて考えもありましたが、今は「退職するまで会社があるか?」「そんな長期にその会社に在職するか?」と言う変化が起こっていますね。
「同情するなら金をくれ」・・・・安達祐実の一世を風靡した名セリフです。私もそう思って育ちました。
世の中金じゃないよ・・へへへ、ウソツキ。底辺まで行ったら今までの「人間関係」ほとんどなくなる。古ーいことですが映画「ライムライト」でチャップリンが、人生に必要なものとして「SOME MONEY」と語るのは、誠に含蓄に富むものと感じます。
この「SOME MONEY」がいかほどのものかは人によって違うでしょう。でも、高学歴を振りかざしても「人間性が伴わない」と生きてはいけない時代になったと思うんですが・・・・・。