私たちはこうして「人生の節目・節目」を祝うことで、心を正し、新たな姿勢で臨むことを繰り返してきました。
ご入学は大きな変化です。当面は環境に慣れるように、そして「小学生」は「小学生らしく」、「中学生」は「中学生らしく」「高校生」は「高校生らしく」あるように祈念します。「らしく」などというと「個性の抑圧」のように思われるかもしれませんが、人生に1度しかない小1なり、中1、高1を精一杯謳歌してほしいということです。
制服なんか・・・などと思いますが、人生のうち「それが着れる」時間は短いのです。その時を満喫してください。
進級された方は、入学されたからより「変化に乏しい」ように思われるかもしれません。でもそんなことはないんですよ。中1のあなたはもうどこにもいません。中2のあなたなのです。今までに皆が持った「先入主」も消えてなくなりました。新しい門出なんです。授業で「懸命に参加しようとする」あなたを、担当の先生は「意欲的な生徒だ」と評価されるでしょう。中1の時は「授業中に多少私語をしてしまい、授業の妨げになるヤツ」と思い込まれていたとしても。自分がこうありたい・・・・それを作れる数週間ですよ。
とてもとても大切な時です。