わたしは、怠け者で「出来ればゆっくりしたいなあ」と思う人です。ほとんど「方丈記」のような生活に憧れます。・・・あれだけ狭いと掃除の手間も省けますね。(笑)
人間・・もちろん私も含めて「現状」を直視することがコワイものではありませんか?
結構目をそらして、見ない様に、気づかないふりをして過ごす・・ことが多いように思います。それも確かに「生活の知恵」なんです。
しかし、そればかりしていても「前進」はできません。今の状態を「見つめ」、良かろうと悪かろうと「肯定する」ことが必要な時があります。東大津には進学できたらなあ・・・・でも、実際に必要な成績基準は聞きたくない、知りたくない・・・では、到底実現できる見込みはありません。
現実を直視して、肯定する・・・とても勇気のいることです。しかし、「ものごと」はそこからしか始まりません。
私のような怠け者でも、「クリアするライン」が明確になれば「走らないと!」と考えます。
「あすなろ」・・・では永遠に「檜」にはなりません。元論、今のままでいい、自分らしくなるがままにという考えもあります。これは人生観です。しかし13歳とか10歳のお子様に「人生観」・・・貴方はどんな生きざまをしたいのか?と同等のことを尋ねるのはいかがなものでしょう?「塾へ行きたいですか?」・・・「は~い」という方はそう多くはありますまい。
負担が増えるのですから。あるいは何かを辞めることになりますから。
「いやだ」・・・・そう答えるでしょう。
そうか?行きたいというまで待とう、小学校の内は、まだ中1の初めは大丈夫だろう・・・・本当にそれでいいのでしょうか?高校入試も大学入試も「小学校のうち」から始まっています。率直に申して中1の1学期の初めに「勉強で困る」というのはかなり学力が低いということです。この時期は「家庭学習の習慣をつけること」「家庭学習とは何をすることか」を教え定着させるときです。生涯1度の時です。