県立一般入試の出願状況が出そろいました。1.7倍とはなんぞや?という公立とは思えない倍率です。そのくせ、膳所は変に落ち込んでいる。よっぽど「特色入試」で打ちのめされたのか、その結果、私立の特待生に飛びついたか・・・いずれかでしょう?
エース進学ゼミの生徒たちは、「1年以上」付き合っているうちに「塾長のがんこ」がうつったのか、かえないそうです。そういう「へんなところ」などは似なくてもいいのですが、どうも頑固です。「行きたいところが他にないのにいろいろ言うな!」・・・どっちが先生だか?
私は入試には「いい入試」と「悪い入試」があると思っています。なるほど、合格するのがいい入試ですな・・・違います。うちは、「生徒をおだてて1ランク上の高校を受けさせたりしません」し、「合格率を上げるために安全策で1つランクをさげろ」などとも言いません。行きたい「高校」がイイ高校なんです。
「いい入試」とは、志望高校に向かって「全力で邁進していく」入試です。そのプロセスで「人間として成長する」入試です。きれいごとを言うようですが「合格したらいい入試」とは思いません。不完全燃焼で、「受かってもうれしくない」落ちても「悲しくもない」・・・こんな入試はイカンのです。
何のために「入試」をして、生徒をふるいにかけるのか?・・・学校側からの見方と生徒側からの見方は違うのです。ほんとうにきれいごと、それでも進学塾か?と罵倒されかねませんが、「入試の向こうに何が見えるか」が問題です。お子様の人生は「高校入試」で終わるのではなく、高校を卒業し大学に進み、社会で立派に「一隅を担う」人材として生きてゆかねばなりません。また、物心両面で「幸せ」にならねばなりません。
それに「寄与」する入試かどうかが「いいか?わるいか?」の判断基準です。頑固が「」と出るように「実力6割・運4割」の入試・・・・「運気を高めてくれ」・・・・いい言葉をつかえ。いいことを願え。決して人と比べるな。人の脚など引こうとするな・・・「運」は与えられるものではなく自分の「言動で創る」ものです。