私なんぞは、諦めの悪い人間で「最後の最後まであがき続け」ます。ちょっとでも可能性があるなら、可能性を拡大しようとするでしょう。
どうも最近のお子様方は、「ゆるりと中間・・イヤ上の中くらいがお好き」のようでふらりとその辺におられます。しかし、上の中というのは「わたしから見て」であり、ご本人は自分が能力があるかないのか?自分が何者なのか?分からなくてもいいようなんです。私は「自分に一番関心がありました」・・・何なんだ俺は?って。だから、出来るかできないか試してみる・・試して出来たら「おや?すごいねなかなかやるじゃん」ですし、「出来ずに失敗しても、ああこの程度かい」とへこむこともありませんでした。
失敗したら「それまで費やした労力が無駄になる!」って訴えた生徒がいました。ははは、わからんでもない。
しかし、そんな発想は「めんどくさい」という「魔の思想」に取り込まれてしまいます。「フォース」は見えてこない・・・・ああ、スターウォーズじゃないですよね?しかし「めんどくさい」なら、「旅行」はあほみたいでしょう。家から出て家に帰るんです。寝ていた方がいい。食べるのも止めた方がいい。どうせおいしいもの食べてもでるもんとして出ちゃう・・・無駄でしょう?社会的地位を獲得せよとか、高学歴を修めよとか、高所得を獲得せよとかそんなことはち~っとも思わないのです。親が子供に願うこと・・・・「多少のお金があって幸せであること」その程度です。しかしその「幸せ」は「自分を知らない」とナカナカ掴みづらいと思うんです。
自分探しに「インダス川」に行く必要もないし、深山幽谷にこもり苦節数十年もいらないでしょう。学生の皆さんには「学業」があります。それに真摯に臨めばいいんだと私は思います。私たち大人は「自分の仕事を天職と信じて打ち込みましょう」・・・「井の中の蛙大海を知らず」はかなり馬鹿にした意味でつかわれますが続きがあります。
「ただ、天の高さを知る」と。