中年になりますと、「いろいろと後悔」があります。むろん、突っ走ってずっこけた「向こう傷」の後悔もありますが、後悔の中でも「いらいらっとする」のは「しなかった後悔」です。
「ほんま、あほやった」‥‥‥と口惜しい思いをすることありませんか?私はありすぎで、てんこ盛りです。「しなかった後悔」は、可能性があったかもしれないという「苦~い思い」を含んでいますから、余計にいや~なものです。
ある年齢にならないとわからぬことなのかもしれないのですが、「こどもたち」にそんな思いはさせたくないな…‥と強く思います。
塾の先生やから「勉強のこというってはるんやろう」‥‥‥いやいや、実生活で「ありとあらゆることであります」よ。そのときだけ「死ねばよかった」と思うような取り返しがつかないこともありますし。やった後悔は「恥ずかしい」で済むんですが、しなかった後悔は「じくじく」と傷口のようにしますね。
そういう知恵はどうやったら、次の世代に伝わっていくんでしょうね。