基礎を無視して「先取り学習」をしても力はつきません。小学校では「〇」だし、大体80点くらいは取ってくるし・・・・。それは基礎があると言えますか?
お子さまは、分からない言葉を辞書で調べますか?忘れてしまったことを、前の、いいえ小学3年生の教科書を出してきて、確認していますか?捨てちゃった?・・・あれれ、教科書って本当によくできているんですよ。あれを隅々までやればかなりの学力が付きます。しかし、使いこなせる方は少ないのです。ですから、教科書の代わりに「印刷したプリント」が出てきます。教科書の問題より格段「易しい」のです。プリントをたくさん出す先生は「熱心だ」という誤解があります。いいえ、教科書を端から端まで舐めるように使える先生のクラスの方が成績が良くなります。
お子さんは「辞書で調べますか?」「忘れてしまったことを探し出して学び直しますか?」「間違えた問題は解き直していますか?」・・・基礎とは「簡単な問題」などということではなく、「学習の習慣」「学習の方法」そして小学1~4年までの完全理解です。「みはじ」ってありますね。小6の速さで出てきます。とても便利です。しかし、
なぜ、道のりが「速さ×時間」で求められるか?速さが「道のり÷時間」で求められるのか?分からないで数字だけをぶち込んで「答えが出た」とか「単位が違う」とかでは、後々大変なことになります。
元論「問題の解き方」は重要ですが、それは「なぜ、そうなの?」の理解ができてからのこと。解けるだけ・・で分かっていると考えるのはとても危険です。ウソだと思われたら、「みはじ」の計算のできるお子様に「文章問題」を与えてみてください。なにが「み」で、なにが「は」なのか?本当に理解しているか分かると思います。
意味わからんけど「公式にほりこんどけ」・・・・それは小学校の勉強には通用しません。