家で泣いちゃう生徒さんがいます。
いよいよ来たな!と思います。
「お前がいじめているのか?」・・・・違いますよ!!
一生懸命勉強していて、自分の限界にぶち当たって「かなしく」て、「腹が立って」泣いているんです。
これは、男も女も関係ないことだと思います。
大きなことを言うと、高校受験って大部分のお子様には「初めて体験する関門」です。
中学受験は、親の受験と言います。親御様主導で進めるからだと思います。しかし、高校入試は「受験校」も、もっと言えば受験するかもお子様が決めますよね。
決めたら、やらないといけない。しかし思うような結果が出ない、焦る・・・・泣きたくなるんです。
成績を上げようとすると、「自分が決めた限界」に達します。ぶち当たって「絶望」的な気分になるんですよね。でも、お子様の人間的な成長には絶対必要なことなんだと思うんです。
成長できるチャンスです・・・・ここで成長するかが、高校に入ってから「どんな生活をするか」に直接関係してくると思うんです。
せっかく合格し、入学した高校を「退学しちゃう」のは、悲しいことです。
あとから思えば「ちっちゃな ハードル」だと思えるかもしれませんが、今は、ハードルどころか、「棒高跳びのバー」くらいに高く見えていますよね。
実際、私も大学受験より「高校受験」の方が苦しかったし、訳が分からなかったのです。
自分に部屋で「うううう~」って嗚咽したことがあります・・・・本当ですよ。
自分が情けなくって、腹が立って。
でも大丈夫。そうなるお子様は「勉強している」から、そうなるのです。夜明けは近いので~す。
していない(そこまでチャレンジしていない)お子様は、そうはなりませんから。
「泣きが入った」そして再度「立ち上がった」お子様は強いですよ。
安心です。