「光ったナイフは捨てられない」と聞いたことがあります。
もし、元の持ち主が捨てても「研ぎ澄まされて光る・役に立つだろう」ナイフは必ず拾う人がいる。自分磨きを怠らなければ、けっして捨てられ、朽ちることはないということだろうと思います。
エース進学ゼミに来てくださる・・・ありがたいことです。しかし「通うこと」で「安心」し勉学に励まなくなるなら、逆効果です。
数十年、塾をしていますとそういう「心得違い」のお子様をいくらも見てきました。むろん、そのお子様の入試結果もです。「心得違い」・・・10個単語を憶えてくるようにと宿題に出します。しかし、10個憶えてこず、初めから5とか4個しかできないだろうと思いつつ登校してくるようなお子様です。再テストをいつもしてもらえる・・・私自身がそれが熱血指導と思い、その「甘え」に乗ってしまった時期もあります。「叱られる」ことで「いい加減な宿題の取り組みが許される」というおかしな構図。
故に、エース進学ゼミは、「スパルタやで~」などと言われたり、「厳しい」と言われて大迷惑です。本当は「大甘」だったと深く反省しています。
「お子様の依存心を冗長しただけ」であったと思います。
現在は、「再テストに値しない者」には、再テストをしません。
即刻、保護者に連絡しています。(ご家庭でお子様の家庭学習について、直接、ご指導賜りたいと考えています。)
むろん、入塾当初の学力がそれほど高くない状態で、これを求めているのではありません。そこはきちんと見極めていますが、初めは悪戦苦闘していたお子様も30個や40個は、ものの1か月で憶えてくるようになりました。それに伴い「通知表の評価」があがりお子様自身も喜んでいます。
また、分厚い「特別な問題集」をし上げた(本当は3月中ですがGW明けまでかかりました)生徒は、先ほどの社会の実力テストの点数が中間・期末テストと比べて30点上がったと喜んでいました。(初めて!なんて)理科が平均点以下で、どうしたらいいか悩んで、この問題集に取り組んで、北中1月の実力テストで100点を取った生徒もいます。擦り切れるぐらい、やらせました。私自身進展具合のチェックも入れました。守山の特色で合格していきました。
「いい加減がまかり通る」・・絶対いけない環境です。「10個憶えると言われたら何としても工夫して憶えるようにする」・・・簡単なようですが本当に100%やっているお子様は少ないと思います。そこが、じわじわと差になるように思います。