私は唯一続いた稽古事は「書道」でした。もう一つ家芸の「槍術」があるんですが、これは「つがんぞ~」と頑強に抵抗。しかし、5歳くらいから小学中学年まで「痛かった」。
無茶と言うもんです。適性の無い私に。
「お琴を習ってみたいんだけど・・・・」「ばかもん」
まあ、私のイメージと「お琴」合わないのは承知しています。
大学時代、フラフラと伊賀上野をさまよっていると、「杏理」の「ジャスミンティは~」なんて流れて来る日本家屋がありました。けったいな家やなと覗いていると、出てくる爺さん。「まあ、あがれや」・・榊莫山先生でした。
しらないものですから、ケッタイな字ですな!などと言っておりました。帰りに「ほれ」と掛け軸を下さるんですが邪魔になるなあと思って「結構です」。「持って行けよ」「結構です」・・・こうなると変人の押し問答。
今思えば、もらっとけばよかったな。