特別にどういうこともないのですが、昨年と今年と大きく方向転換しています。
わたしは、サボったり嘘をつくお子様を叱ることを厭いませんが、今は「叱られ慣れていない」お子様が多くなりました。一度叱られると「嫌われた」とか「恨んでやる」とか、10年20年前には考えられない超ネガティブな発想になるお子様も世間には、多数おられるようです。「子供と、もめるのが嫌だ」・・・親ならだれでも思いますよね。でもお子様自身は全く「自分のために、ああやこうや言ってもめてくれるのは「親」ぐらいしかいない」という現実世間の冷たさをお子様は知らないようです。近所のおばさまは、「どうしたんや?」くらいの声はかけてくれるでしょうけれど、世間様全体では「他人様のお子様のことまで知らない、そのことで親御さんと、もめごとになるのは遠慮したい、だから気になることがあっても言わないわ」という風潮が急激に蔓延してきていることには、皆様はお気づきではないでしょうか?
自分の子さえよければいい・・・そういう声も聴きます。(はっきりおっしゃる方もあります)
エース進学ゼミは小さな進学教室です。1クラス14人程度の少人数クラスです。だから大した人数は入りませんし、「入れない」と決めました。
おかげさまでここ瀬田で開校させていただき、ずいぶんの年月が経ちました。遠くは「仰木中」「高穂中」「青山中」「田上中」「南郷中」「栗東西中」からもお越しいただいています。保護者様の送り迎えの大変さは私にも子供が複数おりますのでよくわかります。そういう環境から考えても、「お子様がサボっていること、宿題をしないのを見逃す、成績が降下しているのに気も付かない」ような塾は論外だと思っています。しかし、叱られないと取り掛かれないお子様をどんどん入塾させてゆけば、どうなるか?と考えました。エースの生徒たちは「まじめ」に「毎日自ら学ぶ」「自習室に来る」ことを習慣としています。私が「ふまじめな生徒を叱る」その声(いやなものですよね)を彼らに聞かせることはないのです。
「智湧き、こころ躍る」・・・明るい進学教室にすると決めました。ゆえに、入塾成績基準以上に「真摯に学業に取り組むか?」を重視した入塾審査をしています。
残念ながら、お断りした方もあります。ご説明だけしてそれ以後お声をおかけしなかったこともあります。けっして、お高くとまろう(それほどの規模ではありませんから・・・(笑))というのではなく今、在籍する生徒たちがのびのびと学業に励める「お仲間」「御学友」を募りたいのです。