実際、中1の4月5月の授業は「ちょう~ゆっくり」カタツムリのようです。英語を例にしましょうか?生徒の皆さんは、「先生の発音」に合わせて「リピート」するだけ・・・英検5級や4級も取得しているお子さんには暇です。そうでなくても各小学校から集まった生徒の足並みをそろえています。
だから、超~ゆっくりなんですね。
これが誤解を生むんです。「ああ、小学校と何ら変わらないな!聞いとけばわかるし・・・・」
発音した単語は「書けないといけない」‥それは自宅学習だよ…なんて想像もつきません。
自宅学習もしません。部活もしんどいし・・・・。小学校の時よりも勉強しないかもしれないです。
しかし、BE動詞と一般動詞が出てきて、区別が分からん。疑問文の作り方?否定文の作り方?・・・あれれ・・・・・・・?????何と言ってもここでつまずくとアウトです。この後の人称代名詞とか疑問詞、進行形、CAN・・・わかりません?0点は取りませんがそれは「勘で当たる」のであり、今後の2年生も3年生も・・・う~、高校も英語が全くわからん状態で進みます。
極論すれば「英語」「国語」ができれば入れる「有名大学」があります。文系であろうと理系であろうと「英語ができない」は進学という面で見れば致命的です。
困ったことに「途中だけちゃちゃ」とやり直して、その部分はわかる・・・ように英語は言語だけにできていません。代数分野(計算)はできる・・・のような数学と同じ発想では無理です。
お子様が「英語、わからへんねん!」という時は、最悪の状態と見ていいと思います。
中1で500個の単語を学習しますが、ユニット1までに270個あります。それをちゃんと覚えているお子様と、スルーしてきたお子様と文法以外に大きな差があります。これを簡単に「何とかなりますよ」なんてエースは言えません。
血みどろの努力があって取り戻せる「差」です。・・・・これで平均レベルなんですよ。上位はまだまだ。部活もやめないといけないようにもなりかねません。