申し訳ないけれど入塾段階に至って、毎年「いやあ~、本人が4月になったらがんばると申しますので・・・・」と保護者の方がおっしゃるときがありますが・・・まあ、その後はなしのつぶてです。(笑) 4月からがんばる・・なんて引き延ばしの言い訳に過ぎません。「やる!」というなら今日からやるのです。私どもはお子様が「がんばります」とおっしゃったら過ぐに「入塾」「授業参加」いただいています。
熱が冷めてからではだめです。むろん、大人の世界の約束で「3月分の授業料を今通っている塾が口座振替することになっている」などあります。
しかし、行きたくもない塾に「1か月」通うことで失われるものは、お金以上の価値はありませんか?
エース進学ゼミでは、3月は「大復習会」で、正直申して「お客さま」にとって最もお得な週6日通っても授業料は変わらない・・・という「塾経営から見たらアホな採算度外視期間」なんですね。この時期を逃して、「前学年までの復習もしない」「勉強方法の間違いを正さない」で、2年生から、3年生からの学習ができるか?できないです。
ある入塾希望者に聞いてみました。
「どうやって勉強するの?」・・・・わざとぼやっとした質問です。
「単語を5回書く」
「それで憶えられるの?」
「・・・・・・・・・・」
「期末試験範囲は、ページで言わなくていいけれど、どんな内容か説明してください」
「・・・・・・・・・・??」
「この単語、英語で書ける?」
「書けます」
「書いてみて」
「・・・・・・・」・・・・スペルが違う
「読んでみてくれる?」
「・・・・・・・・」・・・・発音が違う・・・読めないものは役に立ちません。英語は表音文字です。音が分からないのでは、スペルが書けても意味がありません。
オレンジを、「おらんげらんげ」といったお子さんがいましたが・・・・書ければよいということでローマ字で憶えているだけです。
正直、「教科書の音読の繰り返し」や「単語を覚える」など「勉強のべの字」にもなりません。試験勉強ではないのです。
このレベルのできない(勉強方法が身についていない)お子様があくまで私の体感ですが、中1の半数程度いらっしゃるように思います。
「勉強の仕方がわからない」・・・というお父さま・お母さまのおっしゃるレベルとはかなり違います。小学生の時に「作っておく学習習慣」ができていない・・・・漢字を10回書くとか、カンドを埋めるとかの「形の勉強」だけで「内容が身についたか?」という達成基準を目安としていない場合が多いのです。
急ぎます。