将来どうしたい?何になりたい?・・・このことは、昨日申しあげた「尊敬する人を持つ」「自分のモデルとなる人がいる」ことと密接に関係していると思うのです。それが無いままに学習に対する「モチベーション」を高く維持し続けることは、かなり困難ではないか?と私は思うのです。
ご家庭で「ご家族が本を読む」習慣がある場合は、幼少期にその習慣を自己のものとすることはままあるでしょう。また、知的レベルの高いご家庭で、自然と会話や行動がそうなることもあるでしょう。しかし、全部の家庭がそうであるはずもありませんしそうでないと「できる子が育たない」とも思わないのです。幼少期の環境要因は確かに重要であり人格形成の大きな要因ですが、すべてではありませんよね。
俗にいう反抗期以降は、家庭環境の影響はほとんど0です。(親の影響は0ということです)外的環境要因・・・すなわち「友人関係・仲間関係」が最も大きく影響します。と、教育経済学では研究されています。が私はもう一つ大きな要因と思うことは、「尊敬する人物を持つ」ことによる「自己教育力」の大きさだろうと思います。
この子は勉強しないんんですよ・・・今の時点だけ見ればそうですね。しかし、「したくなる」「しようと思う」「しなければならない」という要因がお子様の中にあるか、ここは重要なポイントだと思います。