私自身が「小太りオジサン」になって思うことは、大人はすぐに、また安易に「お前の夢は何だ?」とか「いつからでもやり直しはできるんだ!」とか言うということです。
まず、自分の夢なぞそうそう人に語るもんでもないだろうと思うし、小中学生の夢が大人から見て「荒唐無稽」でもそれはそれで当たり前だろうと思うのです。
また、「いつからでもやり直しはできるよ」・・と言いますが世を見渡せば「やり直そうとしない大人」がいっぱいいる、惰性で生きている状況に子供達も十分気づいています。そうです・・・やり直すことが実は人にとって「どれだけしんどいことか」わかっているから、そのしんどさから逃避するのです。
でも、外野は「ああやこうや」言います。中島みゆきの「戦うキミの歌を戦わない奴らが笑うだろう」みたいな苦し~い時を超えないと「やり直す」なんてできません。
血のション便が出るなんていいますがそんなもんです。お子様の学年が上に行くほど加速度的に厳しさは増します。今の勉強も捨てられません・・しかし、おおもと(小学生内容に)戻らないと待ったく手がつかないのです。この場合「部活もやりたい」「バレエもしたい」「ピアノもしたい」はとても困難です。
優先順位がつけられない時ほど混乱するものはありません。