塾生をみんな合格させたいと思います。しかし、1.4倍とかの学校でそれを為すには、塾生の力が明らかに中央値以上でないとそうはなりません。ともに席を並べて学んだ友の同士でも、合否は関係なく決まります。共に合格するこれは喜ばしいのですが、いずれかがそうでない場合も決して想像に難くないことです。
仲間を蹴落とすなどという浅ましい心は、持つべきではありませんね。しかし、入試には門地、コネ、美醜も関係なく受かるべき人は受かり、そうでない人は落ちるのです。
この厳しさを考えますとある種「胸が苦しくなる」のですが、受験生の皆さんはこの当事者としてその「重苦しさ」を感じているでしょうか。どの学校を受けるか?学校説明会だ、オープンスクールだと騒ぐのは楽しいけれど一抹のむなしさを含んでいます。その学校を受け、合格できる学力が自分にあるか、入試日までに作れるか・・・・少なくともこの2学期にいただく「通知表の評価」が「1学期よりも下がる」ようでは当事者としての意識に欠く、騒ぎで気を紛らわしているだけとも言えないでしょうか?
入試(受験)は、そのお子様の持つ「長所」も「短所」も明らかにします。皆様は「短所」に👀が行くようですが結構長所もありますよ。え~、うちの子の点数を知らないから・・・・点数だけじゃないんです。人間性が現れますね。