「死なんとする者は生き、生きんとする者は死なん」・・おや、塾長はクリスチャンですか?違います。特定の宗教を信じていません。しかしながら「聖書」はいろいろな「漢籍」「仏典」以上に示唆に富んだ言葉があります。あくまで我流の読み方ですので、クリスチャンの方が見たら「なんですか?」はあるでしょうね(笑)
「死ぬ覚悟を決めなさい」・・そんなことを私は言います。最近「窓から飛び降りろ」という教員が訴えられたと何度も報道されています。もちろん、その言葉だけをとれば「大変いけない言葉」です。しかし、そんな言葉が出るような教室の荒れた状態・・・・これはあまり問題視されないようです。
さて、エース進学ゼミの授業は極めて静かです。「どっと」笑いが出ることは少し・・嘘です・・かなりありますが、授業と関係ないことを話す生徒の存在は許していません。
しかし、まだまだ中3の意識が甘く、低い。なにが実力テストの後、「USJに行こうか」ですか?1週間の内、半日くらいは自由はいいでしょう。けれど、実力テストの翌日から2学期です。しょっぱなから「遊ぼうか」とは、受験生とは思えない緩んだ心構えです。
「最も行きたい高校に落ちたら死ぬ」・・・・くらいの気持ちでいてもらいたいものです。もちろん、実際は死ななくていいんですよ。
それよりも、「今の自分が死ぬ」➡「脱皮して新しい段階に入る」ことを繰り返さないと志望校にはたどり着きません。もう今の時点で「見切り」をつけようとする要領のよすぎる方がいます。それは「諦めがよすぎる」のです。今までに多くの「地頭のいい生徒の末路」を見てきました。「地頭がいい生徒」はちょっとすれば「中間テスト・期末テスト」でも430点や450点を取ります。だから、どんどん勉強しなくなります。「おれは、やったらできるんやから」・・・・しかしある時点から「地頭だけで処理できるレベル」を超えていきます。そして言うんです。「おれは、頭が悪いんや」・・・それこそ「あほか!」なんです。結構な数のお子様を見てきました。「地頭の良さ」だけではためです。「継続性」がとても大切になってきます。いいでしょうか?中3の8月下旬の学力のまま、高校3年間を過ごすのではないのです。この3年間で私はもっと成長します。その結果、大学へ進学します。だからこそ、「進学して私を伸ばしてくれる高校を選び、そこへ何としても潜り込まないといけないのです」ね。
今のままの自分で生きていこう➡明らかな後退・退歩です。だいたい苦労は「大人になってからする」ものではありませんよ。リスキーです。大人になってからは「しがらみ」が多くて中学時の100倍くらい苦労したって何も変わりはしないのです。
いいですか?大企業に比べて中小企業は給料が安いんですよ。その中小企業で死に物狂いで働いて「大企業の普通」並なら悲しくないですか?じゃあ、起業しよう。その元手はどうするんです。1000万円ぐらいは要りますよ。えっ?銀行から借りるって・・・あほな。お金のない人に銀行は貸しません。信用がないですもん。起業しても100社あるうち1年後には10社しか残りませんよ。5年後には1社・・・すなわち1%です。それが10年後15年後どうなるか?わかりますよね。起業しようと思うなら3年間は16時間年中無休で働くと心に決めるべきでしょう。週休5日制週40時間勤務・・・ありえません。
それに比べたら「高校受験」なんて・・・・・ 😀 笑いが出ますね。
全ての楽しみを捨てなさいとは言いませんよ。でも、最優先するのは「受験」です。「自分の脱皮」です。