エースの小学生の中で「フィーバー」している本があります。
それが「じごくのせかい」という絵本です。
一言でいうと「印刷は奇麗」、内容は「グロイ」・・・・もちろん地獄絵ですもん。
もともと「地獄」という絵本もあります。「命を粗末にすると地獄へ行くぞ」という内容ですがいいです。私自身が近くのお寺さんで地蔵盆の時に、地獄絵図(まあ、1つ1つの地獄が掛け軸になっているでかいやつです・・・)を暗い、床の冷たい本堂で見せられました。おお!
こういう恐怖体験はPTSDとかならんのか?とは思いますが今から思いますといい体験でした。今回の絵本は地獄も100いくつかあるとかでそのいくつかを美術印刷したものです。
見ながら思うに、これらの地獄絵図を描いた人たちの身のまわりに実際にこういう光景があったんでしょうね。目にしてないと書けないリアルさですもの。だからこそ「命あること」「死ぬこと」が身近であったし、よき後生を願ったんでしょう。
あれ、坊さんみたいになりましたか?でも、嘘をつくこと、ごまかすこと、動物をいじめること、人を傷つけること、人のものを盗ること・・・いけない。これは理屈では教えることはできないことだと思うのです。神様がいるか仏さんがいるか私にはわかりませんが、そんなんしてたら「罰」当たるで!としか言いようのない、幼児にこそ教えないといけないことってありませんか。
また、他人の命を奪うことと同様に自分の命を絶つこと・・・いけないことだよとしっかりと教え込んでおくことはとても大事ではないかと思うのです。