今日から小学部の講習会は始まります。「エースぐんぐん」という名称なんですがちょっとへんてこりんですね。基本、教えません。
初めてのお子さんは、口をあいて餌を親鳥が運んでくれるような「授業」をイメージされるようですが、そんな授業では伸びないし、面白くもない。
わからないなら、わかる学年まで戻りましょう。小数がわからないのに、単位換算はできません。小3まで戻るべきです。
また、文字の乱雑なお子様の解答には丸をつけません。あたりまえですよね。読めないんですから。シャンポリオンのように「古代文字の読解」に情熱は持てません。✖です。
指導する大人が「ぐらついている」と、目ざとくお子様は見つけます。「前は〇やったで~」・・・アウトですね。丁寧でないものは✖。この癖は、受験期になってからではもう身に付きません。
入試は「落とすため」にするんです。読めない文字を苦労して読んでやろう・・・と言うのは優しそうで誤った教育観だと思います。「いったい入試とはなんだ?」って自覚することから始まるんですから。