私は、中間・期末テストそして、高校入試は、みなさまの「お子様を鍛え上げるトレーニング」と考えています。自分が中学・高校生の時は「その意義」をよく考えもしないで臨んでいました。単なる評価のためのテスト・・・そうも思いました。まあ、見てくれの悪い、反抗的に見える私には「平常点」より「テストの得点」のほうがありがたいのは確かなんです。しかし、偏屈かもしれませんがこの時ばかりは、鼻血が出るくらい勉強して当然と考えていました。・・他はぼ~っとしていたんです。
ペーパーテストは、単純です。求められることを述べればいい。実社会では、「誠意」を蹴とばされることもあれば、「罵詈雑言」を浴びることもあります。・・・より高い立場で、許す心をきっと学ぶんでしょうね。また、毎日色いろなことがある。これを解決することで生きていく。しかし、学校ではたった「年間5回」わずか2週間程度の集中でかなりの部分が解決する。中間・期末テストは、限定された範囲しか出ないから、テスト範囲の前後が理解できてなくてもそれなりの点数はとれる。
なんと容易なこと!!だからこそ「この年間5回」を、意味あらしめるものにしてほしいのです。
目標点数は決めましたか?
勉強計画は書き出しましたか?
「夢」を書くのではありません。「必ず為す」ことを書くのです。懸命に臨むのです。
この2週間だけは「サボりたいと思ったら死んじゃえ」くらい禁欲的でいいと思うんです。・・・自分の「サボりたい心」と戦わないでは「人間を創る」こと、「人格形成」はできないのではありませんか?スポーツではこういう「根性」の必要性を認めていて、勉強ではいいすぎだよと言うのはどうなんだろうかな?と思います。