しかし、今日勉強したから、明日から「成績」が向上する・・というような「努力」と「成果」が正比例すると一番いいのですが人間は生き物です。
自然の法則の中で生きています。努力してもどうしても「今までの状態」がしばらく維持されるのです。だから、「成果が見えない」と「努力の投入」を早々にあきらめる方が多いのです。「努力」の投入と「成果が見える」時点に大きなズレがあります。この「ズレ」は「誰にもわからない」ブラックボックスです。超短期なら100日程度で変化が現れると経験から思いますが、逆に1年⒉年かかることもあります。(人生80年以上になりましたから、内面の変化にも以前より時間がよりかかるのかもしれません)
そして、どうしても「指導する側」も「保護者様」も忘れてしまうのは、学年を重ねるごとに学習の難易度は高まっているということです。同じ点数を取ると「勉強してない」と考えてしまいがちです。下がらない・・これは「のぼる力」があるから、下がろうとする力に抗することができているのです。