現在のところ、生徒本人が立てた目標はクリアーしているようです。(しかし、ちょっと実力的にみて低めじゃないの?っていう子はいます)
よく生徒に言われるのは「できなかったらどうする?」なんです。(冗談で、アルプラの前で『乃木坂』踊ってもらおうかとか言いますと、『乃木坂』よく知らないから困ったという気まじめな子もいます(笑))私は真面目に応えます。「びっくりする」と。基本姿勢は「年間5回の定期考査」に全力を出し切る・・であります。「人事尽くして天命を俟つ」ではありませんが、勉強のやり方を工夫し、計画を立て、時間を十分にとって臨んだ結果、「やった!」もあれば「ありゃりゃ」もあるでしょう。でも、根本は「目標の達成」なのですから、それに向かってまっしぐらですから、「できなかったらどうする」なんて考えは浮かべる必要がない。勉強計画の「コンティンジェンシープラン」は必要だけど、「敗北を前提とした作戦・思考」は不要です。
私たち(子供たち)は「学生」です。国が子供に権利として与える「教育」は、中学3年までです。変なたとえでいうと、ぽんと1万円を与えられる。それを使って小1~中3の間、何をしてもいい。利殖して10万、100万に増やしてもいい。そして増えた分を使ってもいい。逆に全く活用しないで「置いておく」でもいい。駄菓子屋でちびちび、お菓子を買うのもいい。しかし、中学卒業時、残りは「返還する」。しまって使わなかった人は1万円全額、駄菓子を買ってちまちま使った人は残額を、利殖したひとは1万円を返還する。どの使い方がお得でしょうか?活用すべきではないでしょうか?誰しも「なんで勉強するんだ?」という疑問は1度ならずも持つものです。しかし、その答えは人に聞いて出すような甘っちょろいものではなく、血みどろになってつかみ取るもんだと思います。少なくとも「小学校・中学校」の勉強程度(点数ではありません、取り組む姿勢・・根性・根気)で音を上げているようでは、実社会の活動はもっと厳しいとは思われませんか。