懸命にやっていますと、自分の「立ち位置」を忘れそうになることがあります。お子様の成績をあげたい、自信を持たせたい・・その思いから「熱~く」なることがあります。でも、私は親じゃないんです。最終責任を果たせないんです。命尽きるまでお子様に寄り添うことはできないからです。だから、私は「チクる」と言われてもお子様の状態などを保護者様に報告します。一番困るのは「相談事」です。そのまま話したら生徒からの信頼は丸つぶれです。でも、おおよそはお話ししています。(この続きは、ご自身でお聞きいただけませんかと保護者様にお願いしています)全部を胸に秘めて・・というわけにはいきません。私が接するのはお子様にですが、私どもに「指導」を依頼しておられるのは保護者様ですから。
たかぎ先生は厳しいな!と生徒には思われていると思っています。しかし本当にお子さんのことを愛しておられるのは保護者さまで、その保護者様がなさる「ほんの小さな専門領域」を担当させていただいていることを忘れてはいけないと思います。