何でもかんでも「一律同じ」・・・これは見かけは公平かもしれませんが結果はどうでしょうか?
A君に必要なところとB君に必要なところは異なる・・普通のことです。もちろん、同じ膳所高校をめざすならばかなり共通するところはありますが「個人の弱点対策」「補強」と考えると各教科、どのレベルまでやらせるか、どのレベルの演習を多く積ませるかは変わってきます。
私の中で今まで「一律」=「平等に扱う」かのような思い込みがあったように思います。
しかし現実は「一人として同じ人間はいない」のですから、大部分は同じとしても「差異を認める」ことは重要だと思います。「あなたはここを繰り返してやりなさい」ということは決して「この程度でとどまりなさい」ということではなく「次のスッテップに行くために十分に力を溜めなさい」ということです。
上位校を望む皆さんは、より高レベルを求める気持ちはわかります。が、物事は必ず順を踏んでいくこと・・・面倒ですが、は怠れないことです。同じ高校を目指すにもかかわらず「なんで宿題に差があるのか」・・・それはあなたを低く見ているのではなく「確実に育てたい」からです。