塾の先生如きがつけあがって「親の気持ち」でお子様に接することなど、おこがましいことです。実際できないことです。世の中には「親が子供を虐待する」悲しい知らせも少しはありますが私は、今に始まったことではない、今まで水面下で隠されてきたことでこれはこれで解決しなければならない負の連鎖であると考えます。
半面、親ほどありがたいものは無いのでありまして、「子供の善悪に関係なく最終的に受け入れてくれる」と思います。(父親はそうはいかないですよね、善悪観念が先に立ちますから愛してはいるけれどそれにとらわれます、自分が父親だからそれをより感じます)最近のお子様は「母と子」の人間関係が世間でも通用するかな?とその寒暖の差がよくわかっていない方があります。やはり、お母さまからいくら小言を言われていて、それにお子様が反発していても大部分のご家庭は「温かい」のです。「寛容である」こと・・・母子関係に勝るものはありませんね。だから、私たちがそれをまねようとしても到底無理です。
無駄な努力は止めて「近所のおじさん」程度には「遅いから気を付けて帰りなさい」とか「親に心配かけるんじゃないぞ」とか「世間はあなたがいうほどあまかあねんだなよ」とか言いたいものです。
時に保護者様に「先生に全部おまかせします」なんて言われちゃうんですが「丁重にお断り」しています。
親にとって代わるなんで大それたことは無理です。分際をわきまえて「外野」で懸命に走ります。