とはいいましてもFacebookでつながっていますから平素の活動は知っています。しかし、昨年10月にフライブルグ大学に入学して6か月経ちその内面を報告されるということは読む方も緊張しますね。
あれほど憧れて行ったのに「環境になれる、慣れてしまう」ことを大変嘆いていました。
スペインを一人旅したことも書いてありました。「自由」ということを深く考えているようです。若者の真剣な問い掛けにええかげんな返答もならず参ります。自分も若年から「自分のあるべき姿」を求め、ウロウロしたにも関わらず未だに「これや!!」とは見つからずにいます。彼が言うスペインで話したストリートミュージシャンは『自分はしたいことをしているから自分の境遇に不満はない」と語ったようですが、全くそんな境地には到達していません。
進学塾の塾長が「天職」やなあ・・とは思いますがエエ歳して「あれもしたい、これもしたい」との欲張り心は旺盛です。まじめに「サハラ砂漠の横断」とか「サウジラビアの横断」とかしてみたいのです。
命の少ない砂漠では何が見えるでしょうか?アラスカで「グリズリー」とも闘ってみたい。「占いの館」を開いてみたい。シベリア鉄道でユーラシア大陸横断してみたい。パタゴニア行ってみたい。南の島に住んでみたい。・・私は爺になってからしたいことが一杯です。しかし、未だ「人間ができていない」と思うし、まだこれからです。
「みかけはおとな(おじさん) 、心は子供のまま」・・・だからドイツ青年の「率直な問い」にあまりにも応える言葉か少なかったのです。でも、ういういしいです。