恥ずかしいけれど、私お育ちがいいとはいいがたいのです。がさつです。多少の行儀作法が身についているとすれば、明治生まれの祖母にぶん殴られて育てられたからでしょうか?(笑)食事のおいしいマズいなんて言おうものなら平手でバチ~ン。私は出来たら生徒と距離をもってもっと楽して塾をしたいと思うことがあります。「人情味」がありすぎて、生徒から「ありがた迷惑」がられて「敬遠する生徒」も出ます。エースにはいろんな成績のお子様と保護者様が訪れられます。中学のトップの成績の方もあります。またその反対の時もあります。私は同じように接したいと思います。しかし残念ですがエース進学は「クラス指導」が本分でありますから「この方のご成績ではここでは伸ばせない」と判断するときもございます。この場合はお断りしています。クラス指導は、入試に向けて大変優れた指導方法だと確信しています。ある目標(志望高校)に向けて進むとき、明確なルートマップ(カリキュラム)やポーター(案内人・・ここでは教員でしょうか)の引率は不可欠です。個別指導の利点も認めます。だから私たちはクラス授業日以外に「土曜演習(無料)」の時間を作り皆が集まって勉強し、質問がしやすいように女性教員を複数配置しています・・無料は辛いんですねどね。しかし、個別指導はお子様に「合わせていく」ことになります。実際は「やや、ぴっぱる」ように進まないといけないのに合わせてしまうとペースダウン➡レベルダウンしてしまうのです。クラス指導は優れた指導です。その弱点を補うため「土曜演習」を作っているのです。
ここで、ちんたらしていたら遭難するぞ・・そういう場合もあります。遠慮なく叱ります。しかし最近はとにかくその叱る内容に関係なく「叱る・叱られる行為そのもの」を拒絶する生徒様が増えてきたように思います。なんでなのかを考えるよりもない方がいいということです。私のホントのことを言えば生徒を叱らない方がとても楽です。生徒様を叱るのはかなりしんどいです。それが契機で退塾するかもしれません。その子を思って叱って辞められる・・これはアホらしいことです。ほな、黙って放っておいたらええやんか・・・それ?塾でしょうか??????
塾は少しでお子様の学力の向上を図る、そのためにいろいろな方法、手段を試みる、ご家庭にもご協力いただく、し叱るも塾の真心と考えています。・・・そうやってこそ「塾」ではないかと思うんです。簡単に「この子はもうええ」なんて情のないことができないから・・野人たる私は苦しむのです。