小学生や中1までぐらいは親が直接指導することで高得点が取れます。「ここをこのようにやりなさい」と命じればよろしいわけです。問題は、そういった指示をどんどんお子様が受け入れがたくなること(反抗期・・成長のプロセスから見て当然なんですが・・)、そのまま依存すれば「自分で判断する」という最も重要な要素を育てることができないということでしょうか?目先の成績を追う・・これは切実な問題です。平均点も取れないでは何とかしたくなるのは当然ですし、入試が迫れば放っておけませんもの。しかし、やはり「弊害」は大きいのです。どうしたもんじゃろのう????
成績のいい生徒たちを見ていますと、「物事を多面的、多角的にみること」ができる生徒の割合が高いように思います。生徒たちは自分の悪いところに「ガンコ」を挙げます。これも「頑迷」は困ります。しかし「信念が強い」なら結構なことです。「自分は間違っているな」と気づけば方向転換できる柔軟さがあるかどうか・・「思考の柔らかさ」「視点の移動ができること」は人生でも重要なポイントではないでしょうか?
何を養うのか?勉強を指導なさる上でも重要なことと思います。