「やれることは他にはなかったか?」自問自答します。もちろん分かっておるんですよ。「主人公は塾生だ」って。塾生が自分で「バリバリ」勉強しないと なんぼエースが力んでも意味がないことは重々承知です。しかし、代わることができない入試にも関わらず「ああ、自分が受けた方がなんぼか楽や」と本当に思うんです。受験生のおとうさま、お母さまもそうでしょう?
自分が直接手を出した方が気持ちが楽なんですよ、ほんとに。
実際はそんなことはできないから、祈りを込めて送り出されるんですよね。
私の受験の時は、出立にあたり土器(かわらけ)を割ることも出来かねたので、下着は新しいものを揃えてもらいました。本当に水業した後、それを着ました。(勝たずば生きて帰らじと・・という決意でした、あなたは幾つやねん!と言われそうですが・・)
私も「塾生の合格を強く思う」のですが・・・しかし、どの親も祈るでしょうから・・うちの塾生だけ特別に受からせろなどという強引なことは言えません。ただ公正に行われることを祈るのみです。日頃の修練の成果を発揮できるように祈念するのみです。