昨日、県教委のHPにアップされた一般入試の出願状況はご覧になりましたか?
草津東の1.71倍なぞありえな~い倍率です。これは「公立高校」なのか?と言わせるようなものです。(私立高校の倍率の仕組みのマジックは以前にブログで申しあげましたね。新聞などは単純倍率を出しますから17倍とか言いますが、実際は1倍であったりします。)だから、絶対行きま~すという公立高校の倍率が膳所はまあモチロンとしても石山・守山・彦根東・東大津と軒並み高いのはちょっと異常ですね。世の中、一見「大学‼大学‼」と言わなくなったようでも実際は「高学歴」を意識されるご家庭は依然として強く意識されているわけで、激化していると言えるかもしれません。だから、「教育熱心なご家庭」と「教育にあまり関心がないご家庭」に分かれてきていると言えるかもしれません。
今実際、学校の授業が騒がしい、授業が成立しないという学区の生徒さまの入塾が「小学生」を中心に増えています。私たちは、学校と対立構図は持っていません。守備範囲が異なると考えています。しかしながら、年間に受持ちの先生が4人も5人も代わる事態は、余りよろしいとは言えないのではないでしょうか?実際に、お子様の状況(学習状況、性格など)を把握できないまま、ただ授業を進めてゆかざるを得ないのは大変だと思います。
今後、厳しずぎる県立高校入試の状態は、様々な施策により是正、変革されていくとは思いますが、これは中長期的展望に立たざるを得ません。現状、小学高学年、中学生のお子様はそれまでに高校に入学し卒業されるでしょう。
すなわち、自衛が必要ということです。