自分の子育てで最も悩んだことであります。私たちは「押し付けることはよくない」と学んできました。なんでも「自分で考えて選ぶのが最善だ」と。
しかし、それは大人に対して言えることではないか?と最近疑問に思い始めています。
「選択の自由がある」とは、「結果責任も負います」ということです。幼少のお子様にそれはいかがでしょうか。保護者という名称からもいえるように善導する必要はないのでしょうか?
お子様全員が喜んで「ひらがな」を憶えたとは思えません。「九九」を憶えたとは思えません。強制されたと思います。もっと言えば「排泄の習慣」「箸の使い方」などお子様が嫌がる(我が家の子供たちは嫌がりました)ことも押し付けなければならなことも多々あります。
「話したら分かる」と私たちはずっと教えられてきました。最近「分からないこともある」と思います。
すくなくとも「類似の経験が無い合、理解はむずかしい」と思うのです。
保護者様が受験についてお子様にいくら口が酸っぱくなるほど言っても「わからない」し「わかりたくない」のです。「子供の好きなようにさせます」・・・は、その意思を尊重するようでもあり、放任ともいえるのではありませんか?お子様がどのように育つか?は親の責任だと思います。これを思うと人の親になることのおそろしさを思わないではいられません。「お子様の好きなようにさせる」とは、責任はお子様にある、親には無いよ・・・という響きにも聞こえるのですが、皆様はいかがお考えでしょうか?