若いころは若いことの特権に気付かないもんですね。私なぞは人生の折り返し地点を過ぎましたから、つらつら考えることがあります。
若いころは「角や棘のあるくらいがいい」と思います。また、「短気もいいな」と思います。
自分が弟子に取るなら上記のような人ですね。「反骨」精神旺盛で「かっ~」っとくるようなのがいいと思います。「ほかの人にできることがなんで自分のは出来んとじゃ!!!」とか怒りそうな人がいいのです。小学生や中学生もちろん高校生も、こんな人生のアーリーな時期に「あきらめる」とか「自分はだめだ」とか絶対言わせたくない・・・こんな時期は尖がっていなくちゃ!と思うんです。
そりゃあ、そういう人生は「頭を打ちます」よ。あっちでゴン、こっちでゴン・・痛い(´;ω;`)
人間そうそう丸くなってたまるか!そんなパワーのある若者が欲しいし、世に増えるようにしたいのです。子供たちにとって一番大きい挫折を味わうものは「勉強」でしょう。ちょっとばかりの努力をしてみて結果が出ない・・・・
それを以て「自分はダメだ」とか言う・・・気が早いんです。そんなもん解決できる。
私は世に「若年寄」など増やしたくないのです。
※若年寄・・江戸幕府の官職の1つに非ず、見かけは「若者」中身は「老人」という覇気のない若年層を指す。