入試なんて、ずっと先の事。中3になってから考えたらいいんだよ・・・ほんとですか?
お兄ちゃんお姉ちゃんに聞いてください。受験校の決定はいつだったかと。ほぼ11月です。
志望校と間違える人がありますが、「志望校は行きたい高校」です。受験校(出願校)とは違います。志望高校はもう決まっていて早くはありません。
実際には「絶対に大学進学する」のか、「行けたら大学進学する」ということか、「行けなくてもいいや」なのか・・・大きく分かれます。、「行けたら派」は、進学先も「大学進学」「専門学校進学」「就職」と進路先が入り乱れた高校になることが多いようです。
まあ、「自分がしっかりしていれば」どんな環境でも、「意志」は貫けます。しかし、同じ目標を持つ仲間が多数いた方がいいのは確かです。切磋琢磨できますもんね。しかし、「授業のレベル」は、高校により大きく差があります。これは、「お子様の努力」では解消できないものです。かなりの足かせになります。
さて、11月に「受験校」を決めるということは、その時点の成績が指標となるということです。
私は、拙い経験からですが「最低100日は成績を上げるのにかかる」と思います。これは、お子様が全力で取り組まれて100日後に「おや?ちょっと向上して来たぞ」というレベルです。ぼ~んと100点アップ・・・という話はあります。(私も中間テスト➡期末テストで170点あげました。)がこれは、元がかなり低ければ可能ですが、中堅の成績では、そうもいかないのです。400点のお子さんに100点アップ・・・これ至難の業でしょう。
8月から力を入れるとして(吹奏楽部なんぞは、早めに取り掛からないと部活がなかなか終わりません)、8.9.10.11月です。ほんのちょっぴり上がったか?で「受験校を決める」んでしょうか?
もったいない。
実はあと1年どころか9か月ほどしかないんですよ。