自学の時間の重要性を訴えています。
昨日も、昼間から中1中2が自習に来ていました。中3は今時(受験時)はもちろん来ています。
授業の時間が大切なのは言うまでもないことですが、「授業を受ければ成績が上がる」ということではありません。また「分かりやすい授業だ」=「成績が上がる」では必ずしもないのです。これは私自身が塾を初めて10年ぐらいたったころでしょうか、大きく失敗したことです。
「授業が分かりやすい」という評判を頂き有頂天になりました。ますますわかりやすい授業の展開を図りました。
ところが・・・・、
生徒の成績はあがらないのです。下がりはしませんが思うように上がらないのです。
気づきました。
生徒たちは、ひなが親鳥が餌を口に入れてくれるのを待つようにしているだけ。ピヨピヨと口を開けているだけ。自分では「調べない」「求めない」「追求しない」・・受け取れるものだけ受け取って咀嚼しない・・そりゃあ消化だって悪いでしょう!!
生徒たちの「授業が分かりやすい」という言葉をただ表面的に理解した私の大失敗です。「分かりやすい」=「頭を使わなくていい」では、何のことだかわかりません。
生徒たちの頭を精一杯使わせる授業と、自宅での自主学習が並立すべきであると今は思います。本来ならば生徒様の「自宅」の「自室」でするべき学習も「ライフスタイル」の変化で塾の自習室へと移行しています。そうであっても「自主学習」の重要性は揺るぎません。
塾に通うと成績が上がる・・・これはもともと「自主学習・・というより自宅学習の時間がほぼ0であった場合」でしょう。もちろんこれはこれで意味はあります。しかし、その程度では満足できないでしょう?
しかし、もともと一定の成績を修めておられた方はもっと高みを望まれるはず。
その場合、エースの活用方法の検討とともに「自主学習の量」を増やしてみませんか?
エースの自習室を最大限活用ください。