お蔭様で、期末テストも100点が何人もでました。また、前回、前々回と比べて30点・40点と点数を上げてきている生徒もいます。私たちは窓に貼り出したりはしません。全部が塾のお手柄なんて思わないのです。生徒のお手柄ですよ。反面「なんでやっても上がらないんや」と悲しくなる生徒もいます。もちろん、いろいろな要因はあるでしょうが、絶対に成績を上げる塾になりたいと思います。「勉強方法」に問題がある生徒には個人面談をして指導します。一番大切なのは、「継続する」ことと「己の能力を信じる」ことです。多くの日本の家庭では(ある統計では90%という結果もあります)「うちの子は出来ない」「あんたはあほや」のような、励ますつもりでお子様を否定する言葉が日常的に使われているとも言われます。それらは、側頭葉の海馬の扁桃核に快不快として刻まれます。「勉強」=「嫌なもの」「自分を否定される不愉快なもの」というデータを書き換える必要があります。小さな成功・・私たちは「小テスト」をしばしばするのですが、それは「やった~!」という「快感」を体験させるためです。脳は賢いので「口先の子供だまし」ではだめです。私のようなめったに褒めない「おに」が「よくやったなあ~、えらいなあ」なんてたまに言うのが「超~快感」なんです。
その「生い立ちのおけるデータ」の書き換えが一番大変なんですね。今の勉強を教えても「わかるよ!」って思っている生徒と「わかるはずね~だろ」という生徒と理解が異なるって容易にわかりますね。