人は「叱られて」も「どやされ」ても、容易には動かないものです。
意思があるからです。無理やりに動かせてもそれは「体」だけで、「心」は遠くに置き去りです。ただ力づくで机に向かわせても「死んだような目をして」、時間が過ぎるのを待つ・・・これではかえって悪い習慣がつくかもしれません。
体裁を取り繕う・・・それでいいんだ、まあどうだって・・・・・
ずっと気になっていた生徒がいました。もちろん、直接「こら~」っていうことは簡単です。しかし、それでは反抗心が高まりかえって反発して期待する方向と逆に進まないか?と心配していました。
しかし、自分を静かに顧みてくれたようです。
わたしは人を言葉では信用しません。素直だとも思いません。注意されて「すみませ~ん、気を付けま~す💛」なんて言いつつ、次回も同じ行動を取るものを「素直」とか「いい子」とは全く思わないのです。馬鹿にしてやがると思うだけです。かえって注意したら「むかっ」とした表情で「無言」でもいいんです。
次に会った時「行動が改まっていたら」それは「素直」なのです。