「受験なんて先のことさ」・・・・きっとこれに似たセリフをキリギリスは言ったんだと思います。今日くらいに冷え込んで、仲間の声も聞こえなくなって慌てて騒いだ。「そうだ!アリさんに助けを求めよう」・・・自ら助かろうとして来なかった者をアリも助けはしなかった。
イソップは寓話ですが、最近の「童話」は全部がハッピーエンドらしい。桃太郎も「鬼さんと仲良くなりました」・・・赤づきんも生きている・・・。子供に残酷なことを教えるのはよくないという考えだとか?しかし「みんな揃ってかけっこはお手々繋いでゴール」という世代の方が実は「非協力」「いじめが多く」「陰湿」という狙いと真逆の結果が出ています。
世の中が「競争」であることは誰もが否定できないと思います。
しかし「この競争」はなにも皆が同時に出発する必要がない・・・フライング有りですよね。機会は均等に与えられている。義務教育以前から始まっている・・・そして小学校入学、卒業、中学入学・・・それからどう過ごしてきたか。
受験と言うと「中3」・・それは間違いです。今、弊進学教室でめきめき成績を上げているメンバーたちは昨日今日、入塾したメンバーではありません。中1の時は目立たなかった、中2でそこそこ、中3の部活引退まで本格的には勉強できなかった、夏休みも生徒会執行部があった、時間が足らない・・・そんな中で部活と勉強の両立をやって来た・・・その底力が現れてきているのです。
まるで「火山のマグマだまりから溶岩が噴き出すように」今、自他ともに認める成績になりつつあります。
何事も「基礎づくり」が重要です。基礎とは「勉強内容」も指しますが「勉強習慣」「部活との両立の方法」「時間のねん出」など高校へ行こうとも大学へ行こうとも使える「学習技術」のことです。これの建造できている者は遅かれ早かれ必ず成績が上がります。
そして「志望高校」をめざせます。
おかあさま。始めるなら今ですよ。中2の今で遅いくらいです。疲労回復のドリンク剤が如何に健康によくないか・・お判りでしょう。自動車にジェット燃料を積むようなもの・・爆発します。これは大げさだとすれば服用して、効果があった後の体力の落ち込み・・これは害がないのでしょうか?
本当の「学力」は、養命酒のように少しづつ「体質の改善」を行い、養うものではありませんか?