人間、生まれたいと思って生まれた人はいないと思います。出産時の記憶(自分が生まれる)がある人がいるそうですが・・・・実は私もその一人です。
苦しかったのは憶えています・・・・難産だったそうです。そして「黄疸」真っ黄色の子だったらしいのです。そしていずれは「死ぬ」・・これは避けがたいことですよね。
中学や高校の頃は自分が「死ぬ」なんてみじんも考えていなかった、危ないことをしても「不死身じゃないか?」くらい過信をしていました。さすがに「山越え・・・比叡平・比叡山ドライブウエー」の途中でバイクで転倒した時は「アカン!」と思いましたが・・・・・ハハハ。
でもどなたか禅僧のお話ではないのですが、「生まれる」とは必ず「死ぬ」ことですよね。じゃあ、意味ないじゃねいか!!という考えもあるでしょう。・・・・私も「虚無感」に包まれた時があります。
でもそのお坊さんの例えには「旅行」とか「食事」があります。「旅行」はいろいろ経めぐって、見て、食べて、楽しんで家に帰る・・・・じゃあ意味がない、家で寝ておけばよかったのか?「食事」は尾籠な話ですが、どんなにおいしいものでもうんこになる・・・それじゃあ、食べる価値がないのか?
「幸せ」・・これからのキーワードのように思います。寿命は延びます。しかし「生物として存在する」のが幸せか・・いろいろな考えがあると思います。私は拒みます。「健康寿命」・・・・少なくとも「自分の意志を表明できる」状態が人生だろうと私は考えています。
激変の期間であることは異論がないと思います。10年後20年後・・・・お子さんが「幼稚園」「小学1年」の保護者様にも考えいただきたいのです。
変わらないものを「お子様に残すこと」「幸せに生きることのできる力を身につけること」を。