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コンビニ前で見た悲しいこと

心のカギ昨日、あるコンビニ前で悲しい光景を見ました。若いおかあさんと小学2.3年生でしょうか、コンビニ前で胡坐をかいて、ご飯を食べているのです。おにぎりが3個はいった「おにぎりセット」ですが、箸も使わず、上からかぶりついていました。

ヤンキーがコンビニ前にたむろする・・・気持ちは理解できるんです。最近、老いも若きも歩きながらスマホしながらものを食べながら歩く・・・これも「キライ」なんですがあまりに多いのであきらめの気持ちもありました。

しかし、昨日は本当に悲しくなりました。今、「貧困の連鎖」が問題となっています。世代を超えて「貧困」が連鎖していく・・・これを何とか食い止めようと行政も政治も動きつつあります。しかし、中々語りづらいのが今のようなことなんです。所得格差・・・は語りやすい。でも「家庭の教育力の違い」は語りづらいことです。「躾け」や「道徳教育」の必要性は「イデオロギー」との関係を疑われやすく容易に口に出せません。高等教育への機会を作っても実際は「躾け」ができていない、「道徳心が低い」という方は大変失礼を顧みず申せば、その機会を生かせないでしょう。

「徳育」という言葉も私語となっています。

「躾け」は文字通り「身を美しくする」ことです。「様になる」ことです。決して「貴族趣味」とか「ハイソ」とかではなく「身の振舞い方を心得る」ことだと思います。

エースでは「挨拶」をしつこいほどしますが・・まだ完全ではありません。

授業中に「指名して音読させても」、教室の端の生徒に十分聞こえる声量を意識できる者は少ないのです。いつもの会話と同じ声量で読みます。これは「場が分かっていない」振舞いであると時々苦言を呈します。

「挨拶」は相手に認識されてこそ「挨拶」ですし、「教室での音読」も「みんなが十分聞き取れて初めて音読」である・・・そういう意識・心配りは「躾け」のうちに含まれはしないでしょうか。

おにぎりセットを、上からかぶりついていた親子の姿は、とても悲しかったのです。

そこで食事をしないといけない事情があったのかもしれません。

しかし、地べたに胡坐をかいてかぶりつく姿は、私たちの国・日本の抱える教育の問題を痛感させて胃の腑をぐっとつかまれたような痛みを覚えました。わたしが「杞憂」多き人間なのでしょうか?

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