親として頭の痛い問題です。「無い袖は振れぬ」と申しますが時には振らねばならぬこともあります。こどもの数が多いほど「面白い」ことも多いのですが、教育費も掛ります。
わたしは「とにかく本人の望む最終学歴まではなんとかする」しかし「後は知らん」とある時に決めました。自分の老後も考えないといけないのですから、社会に出た子供のことまで面倒は見切れんわい!!と思うのです。「子供に老後の面倒をかけたくない」とも違います。かけたくなくとも「かけるかもしれない」のですから。単刀直入に言えば、子供が育った後、空き室のある自宅を所有する必要もないので売ってしまおうと思います。小さなところに越せばいいと思います。「分に合った暮らし」で良いと思うのです。
だから、こうして処分して教育費ができるのなら「処分できるものは処分するか?」と思います。結構、極端な意見だと思います。が、お子様が成長されてきますと「親に面倒をかけたくない」と自分の希望進路と異なる選択をしようとすることがあります。「えっ?今時の子が・・・」と思われるかもしれませんが、そうなんです。親から見れば
「そんなことしてもらわんでも・・」という「けなげな努力」をしたりします。しかし、お子様の一生は一回切り。
あとで「ああしとけばよかった」などという言葉を聞くことほど親として辛いことはありません。金銭の苦労は確かに大変なものです。実際にしたので知っています。裁判所の執達吏が差し押さえに来る・・なんて100家庭に1つあるかどうかでしょう?「必要な時は1円だって落ちてはいないよ」・・これは母の口癖です。だから1円でも大切にせよ・・という教えは有難く受け継がせていただいています。しかし、家を売っても「出さねばならぬ教育費」という時もあるのではありませんか?むちゃくちゃや!・・・・私もそう思いますが親としても、一度切りの人生です。
後悔するのは嫌ではないですか。皆様はどう思われますか?