短時間で効果が上がる・・もっともこれが良いのは言うを待ちません。しかしそれは「机に向かえばすぐに集中できる」という長年の修練の結果であり、日頃の整理整頓の習慣に支えられているものです。
それらのまだ身についてないお子様方はまずはそこから「身につける」ことになります。
私たち大人は「できあがった状態」に思いがいき、その状態に至るまであった出来事を忘れがちです。自分は、努力して大学を首席で卒業した・・・これは結果であり「小学生とき、どういう状態で何を学んで勉強をする状態を作っていったか?」がどうしても抜け落ちてしまいます。
大したことのない私でさえ、「この程度はできるだろう」・・・と我が子に求め(育てるという観点が抜けていた)バチバチと険悪な状態を作り出してしまいました。他人のお子様、または部下には「育てる」というゆったりした感覚が持てるのにどうして我が子には持てないのか????・・・今も疑問です。
「自分はこの程度までしかできない」という殻を破らないと次にステージには進めません。力を100%発揮ではだめで120%発揮でないと「次のステージ」には上がれないのです。
このコツがわからないで「迷走するお子様・保護者様」がとても多い様に見受けられます。「やっているんですけれど・・・・」この言葉はウソではないのです。しかしそれが100%か?ましてや次のステージに上がろうというなら120%(ホントはおかしいんですけど)の尽力なくしては求める状態は見えてきません。
「勉強の仕方」が分からないから・・・しない。なんとなく理にはかなっているようなんですが釈然としませんね。
乱暴ですが「泳げないなら水の中に突き落とす」くらいの荒療治が「長年のサボリくん」には必要かもしれません。
才能は腐るのです。使うべき時に使わないと「腐ってしまう」・・・いくつになってもやろうと思えばやれるよ・・ウソじゃないのですが障害は大きくなるでしょう・・適当な時期というものがありはしませんか?