見てください。このノートの山。中3の課題が提出されています。
いちばん右側・・・なんと19冊あるんです。1人でこれをやって提出したんです。真ん中も10冊あります。
この課題を通じて「自分が公言した期限に間に合わないから退塾する」とか言う騒動もありました。結局1日待って提出できました。
わたしは「もしそういう騒動になっても今回の課題は譲れない」と、出した当初から「腹をくくっていました」が生徒たちは「これほど大変なものなのか?」はよくわかってなかったようです。逆に言えば、1冊の問題集を「3回」解き直すことの大変さをほとんどの生徒は知らなかったということです。
皆一応に「知らないことがいっぱいあった」「知識事項に漏れ抜けが多いと痛感した」と言います。これを通じてやっと受験生らしい顔になったか?・・・・まだ、理由をつけて逃げているのがいますが・・・これはいずれ進退窮まって初めて理解するでしょう。私たち教員は、「生徒に余計な苦しみを与えたくない」と考えます。だから、
お説教のようなことや、「こうしたら楽やで」とアドバイスしますがやっぱり「お子様自身が気づく」のが一番効果的ですね。
いろんな評価が出ます。「エースは体育会系の塾か?」「鬼の塾長がいるらしい」とか・・・・・。基本、進学塾は
「鬼塾長」でしょう?遊びに来ているわけじゃない。今の力で「楽々こなせる」ようでは「引き出すこと」「ひきあげること」ができない。だから、ちょっと「負荷」をかけます。そうして「越えてきたこと」・・これが自信になるんです。
それって、「ひどいこと」なんでしょうか?できることしかさせない、それ以下しかさせない、気分がのらなきゃしなくていい・・・これは「塾の体」をなしていないと思います。
お子様を鍛えたい、強くしたいと考えられるご家庭のお子様をお預かりしたいと思います。