子供たちは言います。「勉強なんてなんでするのさ?」大人の中にも「学校で習うことなんて実社会では役に立たない」と子供の前でおっしゃる方もあります。
確かに「微分積分」で買い物はしないし、平方根も出て来ませんね(笑)だから、「勉強はしなくていい」のかと言えば私は「NO」だと思います。ここからは、「勉強はなぜするのか?」の回答部分(私見)になってしまいますので述べません。
こんな事は人に聞くものではない・・とも思うのです。自分で考えよ!と私は思うんです。安易に「〇〇だよ」で「ふううう~ん」ではあまりに軽い。
わたしは時代劇が好きで「たそがれ清兵衛」を見直していると、結構初めの部分で清兵衛の娘が「論語の素読」をしつつ「針仕事は役に立つけれど学問は何に役に立つのか」と虫かごづくりの内職をする清兵衛(真田広之)に尋ねる場面があります。あれは「端的で実に分かりやすい」・・十数年前の映画とは思えないほど良き言葉(回答)を述べています。
果たして安直に子供たちに「こうだよ」って言っていいのか?探し求めさせた方がいいのではないか?深く考えさせられます。