夢なき者に成功なし・・・・・・吉田松陰
この言葉の全文は、「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」となります。「やらねばならないのはわかっているが、やる気が出ない」という話はよく出ます。勉強が心行くまでできる環境にある、親は積極的に支援しようとするのに贅沢なことだと思います。やる気が出ないからしないのではなく、しないからやる気も出ないのです。学校から家に帰ってきたら机には向かうのです。「さあ、何をしようかな」と考えているうちに時間が過ぎ、結果的に何も成果がないという状態というのが最悪な状態です。自己嫌悪にも陥ります。だから、机に向かったら「有無を言わさず、しゃにむに勉強できる」準備が必要です。もちろん、勉強道具もそろえておきましょう。そして「何月何日までにここまで絶対に覚える」という計画表を作りましょう。こわ~い先生に言われて受け身にやるのではなく、自分で何とかしないと自分がダメになるという思いがもとにならないといけません。計画表は家族に見えるようにしましょう。計画を実行する・・・これは自分との約束です。
朝、自分で起きることができない人を私は信頼しません。如何に「有能であろう」とも人間的に信頼できません。
起床時間をコントロールできる・・目覚ましを使っていいのです・・・起こしてもらうなどという甘えた考えを捨てていれば・・・・これは人間として社会生活を自律して送る最低限度のことです。上記の計画表も守るか、守らないかそれは自分次第です。「やる気が出る」からやるのか、やる必要があると自分が思うからやっていると「やる気が出てくるのか」・・・・私は後者だと思うのですがいかがでしょうか。