『BF』って聞いたことありますか?
ボーダーフリー。「底なし」という意味。大手予備校の難易度ランキングの一覧表を広げると私立大の中にも、偏差値が低い「BF」が並んでいる。選ぼうとしなければ、誰でも入学できる。「大学全入時代」の現実がある。大学志願者数が入学定員を下回る「大学全入時代」。1990年代に入り、少子化に伴い、大学入学適齢期の18歳人口が減少傾向。その一方、進学率の高まりを受け、大学学部設置基準が見直され、入学枠は拡大。4年制大学への進学率は2009年、初めて50%を超えた。日本私立学校振興・共済事業団(東京)の調べでは昨春、4年制私立大の4割が定員割れ。05年度調査では、定員割れの大学数は160大学で29%だった。18歳人口は現在、約120万人で18年から再び激減する。
大学進学・・と保護者の皆さんが口にされる場合、上記のような大学は対象とされていないでしょう。その場合、中学では上位3分の1以上の成績をとらないとそれが実現できないのはおわかりでしょうか?また、子供たちが口にする「平均点」が如何に虚しいものか?
通知表の3とは、果たして「真ん中」で「問題ないよ」を意味しているのでしょうか?